台湾の外交トップが国連総会の開催にあわせてニューヨークを訪れ、中国政府が強く反発しています。
中国外務省は25日の会見で、台湾の林佳竜外交部長が国連総会の会期中にニューヨークを訪問していることについて、「アメリカが訪問を許可し、台湾独立勢力に舞台を与えるのは中国の内政への干渉であり、1つの中国の原則を損なうものだ」と批判しました。
さらに台湾と外交関係を持つ国々に対しても「残り少ない友好国が台湾独立勢力に利用されないよう警告する」と強調しました。
林外交部長は23日、ニューヨークでパラオのウィップス大統領と面会していて、国連総会にあわせて訪米したとみられます。