自民党総裁候補による日本記者クラブ主催の公開討論会が24日行われ、候補の1人である林芳正官房長官が、9月18日に自らがネット番組に出演した際に石破首相の退陣表明に関して「選挙に負けた。次の人に道筋をつけてから辞めるのは必定だった」と発言したことについて、謝罪の上、撤回した。
林氏は「あの番組はテンポの速い番組だったので自由にしゃべらせていただく中で若干言葉の使い方がおかしかったと反省し、訂正をした」と発言を撤回しました。
その上で、「石破首相が最後の会見でお辞めになるということで、ずっと辞めどきを実は考えていて(日米の)関税がまとまったこのタイミングでということだったので」と説明し、辞任について「必定」という言葉を使ったことは適切ではなかったと謝罪しました。
また、林氏は同じネット番組で参院選で公約に掲げた一律2万円の現金給付について、「私だったらやらなかったかもしれない」と発言したことについても、改めて発言を撤回し、謝罪した。