19日から22日にかけて、宮崎市内の3つの公園で自動販売機が壊され、売上金などが盗まれる被害が相次ぎました。
(森山裕香子記者)
「自動販売機は、お金を投入する部分が原型をとどめないほどに壊されてしまっています」
宮崎市によりますと、9月19日から22日にかけて萩の台公園と清武総合運動公園で自動販売機が数台壊され、売上金が盗まれる被害が発生。
また生目の杜運動公園でも、自販機1台と駐車場料金を徴収する職員の詰め所の窓ガラスが壊されていました。
このうち最も多い6台の自販機が被害にあった清武総合運動公園では…
(清武総合運動公園 黒田優弥所長)
「朝、ここの施設の開錠作業をしていた時に気づいて、最初ゴミかなと思ったのですが、近づいてみたら荒らされていたので、すぐ警察に連絡しました。ここまでする人いるんだというのが正直な気持ちですね」
管理事務所のすぐ横にある自販機は、3台のうち2台が被害に遭いました。
(清武総合運動公園 黒田優弥所長)
「急いでたのか、前もって下見をしていたのか、壊しやすいのを選んで壊したのかなというのは思っています」
指定管理者によりますと、公園内に25台ある自販機のうち、出入り口から離れた公園の中心部にある6台が被害に遭い、そのうち1台は22日午前1時前でデータが止まっていたということです。
(清武総合運動公園 黒田優弥所長)
「いろんな方に結局迷惑かかるので、業者やここを利用される方も大変な思いをするので、そこを一番心配してますね。他の被害が出ないうちに、犯人が捕まればという気持ちが一番強いです」
宮崎市は被害を警察に報告、自販機の飲料メーカーも被害届を提出する予定だということです。
宮崎市では、公園の指定管理者などに注意を呼びかけています。