香川県内で2025年に入って8月末までに認知された特殊詐欺の被害総額が8億円近くに上り、すでに2024年の1年間の被害総額を超えたことが分かりました。

香川県警によりますと、県内で2025年に入り、8月末までに認知された特殊詐欺の被害件数は234件と、2024年の同じ時期と比べ109件増えました。また、被害総額は、4億4554万円増え、7億9904万円となりました。これは、24年の1年間に認知された被害件数、被害総額をともに上回っていて、2003年の統計開始以降、最も多くなっています。

被害額が最も大きいのは、警察官などをかたって金銭をだまし取る「オレオレ詐欺」で約6億3298万円と全体の8割を占めています。

警察は会ったことのない人から金の話が出たら詐欺を疑うなどして注意するよう呼び掛けています。

岡山放送
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