電動キックボードなどの交通違反件数の増加を受け、大阪府警は19日から警察官による模範走行を始めました。全国で初の取り組みです。
大阪府内ではことし、電動キックボードなど特定小型原動機付自転車が関係する事故が31件発生し、交通違反の件数は3000件を超えています。(8月末時点)
こうした状況を受け、大阪府警は民間の会社から電動キックボードを6台借り受け、府内の道路で警察官が模範走行を始めました。
模範走行はおよそ3か月間大阪市中央区や北区などで行われる予定で、大阪府警は「警察官の走行を見て交通ルールを守ってほしい」とコメントしています。
こうした取り組みは全国で初めてで、パトロールなどへの活用も検討しているということです。