トヨタ系の大手自動車部品メーカー「ジェイテクト」は、去年11月までおよそ2年にわたり、取引先374社に支払う代金からあわせて177万円あまりを不当に減額したとして、公正取引委員会から下請法違反を認定されました。
ジェイテクトは振り込みの手数料を取引先が負担することで合意していたものの、実際にかかった手数料以上の金額を差し引いていたということです。
減額した分の代金はすでに支払われていて、公取委は再発防止を勧告しました。
ジェイテクトは会計システムの設定に不備があったとし、振込手数料を自社が負担する運用に変えたとコメントしています