兵庫県明石市長時代の発言を巡り強要未遂容疑で刑事告発され、書類送検された泉房穂参院議員を19日、神戸地方検察庁は、嫌疑不十分で不起訴処分としました。

NHK党の立花孝志党首はことし7月に行われた参院選の期間中、ともに兵庫選挙区から立候補していた泉房穂参院議員について、明石市長時代の発言をとらえ刑事告発しました。

告発状によると、泉議員が2022年10月、自身に対する問責決議案を巡り、市議らに「賛成したら許さん」「問責なんて出しやがって。ふざけているのか。選挙で落としてやる」と発言したことが強要未遂罪にあたるとしています。

兵庫県警は今月16日に泉議員を書類送検しましたが、19日、神戸地方検察庁が嫌疑不十分で不起訴処分としました。

処分理由については「捜査を尽くした結果、犯罪の成立を認めるに足りる証拠が得られなかった」としています。

関西テレビ
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