19日からマイナ保険証の機能を搭載したスマートフォン、いわゆる「スマホ保険証」の利用が一部の病院などで始まります。
「スマホ保険証」は、スマートフォンにマイナ保険証の機能を搭載したもので、19日から医療機関や薬局の受付で利用できるようになります。
利用にはスマホを読み取るカードリーダーなどが必要で、医療機関など全国の約22万件のうち、設備が備わっているのは現在、約4万7000件だということです。
厚労省は、9月中にも対応可能な施設を公表するとしています。
福岡厚労相:
日常的に広く利用されているスマホがマイナ保険証として利用できることで、患者さんの利便性の向上につながる。
一方、マイナ保険証の利用率は3割にとどまっていて、今後の普及が課題となっています。