中学生が日常生活で感じたことや将来の夢などについて発表する「わたしの主張」の岩手県大会が、9月17日に盛岡市で開かれました。
この大会は中学生に地域社会との関わりについて考え行動するきっかけにしてもらおうと、県教育委員会などでつくる実行委員会が毎年開催しています。
17日は県内の地区大会を通過した17人が過去の経験から学んだことや、将来に向けての思いを発表しました。
このうち釜石市立唐丹中学校の齊藤瑛飛斗さんは、病気で親友を亡くした経験から心の支えになってくれる存在は何ものにも代えられないことや、感謝を伝える大切さについて語りました。
釜石市立唐丹中3年 齊藤瑛飛斗さん
「恥ずかしい、照れくさい、いまさら言うのもなんだか変。しかし皆さんの親友も、もしかしたら突然いなくなってしまうかもしれません」
審査の結果、最優秀賞には盛岡市立上田中学校の伊香成俊さんが選ばれ、北海道・東北ブロック審査会に進みます。