子どもの安全・安心と健やかな成長に役立つ活動などを顕彰するキッズデザイン賞の内閣総理大臣賞に、宮崎市のクリエイティブ集団「んまつーポス」と宮崎市などが選ばれました。
キッズデザイン賞は、子どもの健やかな成長や発達に役立つ優れた製品やサービス、活動などを顕彰するものです。
今年度、最優秀賞の内閣総理大臣賞には、宮崎市を拠点に活動する「んまつーポス」と宮崎市産業政策課、国際こども・せいねん劇場みやざきによる『ここほれワンワン!デザインがザクザク!キッズプロジェクト』が選ばれました。
これは小学生が県内の企業などを訪問し、子ども目線でやさしい街づくりを社会に発信するものです。
これまでに「宮崎空港の屋上が開放的で子どもも楽しめる」などの200近くの気付きについて企業や団体と共有したということです。
(宮崎市 池袋耕人さん)
「プロジェクトを進める中で子どもたちが企業の良さに気づくのもあるし、企業側が自分たちの良さに気づくところがすごくあった」
(んまつーポス 豊福彬文代表)
「大人目線と子ども目線は大きく違うと感じた。でもこの違いがおもしろい。子ども目線で見えたことに課題とか未来がある。プロジェクトが宮崎市だけではなくて、県全体に日本全体に広がって、日本が子どもにやさしい国になったり、キッズデザインがあふれる国になったりするといい」
審査をしたキッズデザイン協議会では、「子どもを主体に街づくり、企業体験を推進する活動で子どもの社会参画の好事例」と評価しました。