東北経済連合会と経団連は、9月18日、仙台市青葉区で懇談会を開き、人口減少と地域経済について意見を交わしました。
青葉区で開かれた懇談会は、東北経済の課題について議論しようと毎年開かれているもので、今回が57回目です。
懇談会には経団連の筒井義信会長や、東北経済連合会の増子次郎会長などおよそ170人が出席し、人口減少社会で選ばれる地域、企業の在り方について意見を交わしました。
この中で、東経連は仙台市にある放射光施設「ナノテラス」のさらなる利用を促すことで、地域企業の新たなイノベーションを創出できる可能性があると指摘しました。
一方、経団連は、人口減少が続く東北地方で経済を活性化させるには、県を超えた連携が必要との考えを示しました。
東経連 増子次郎会長
「東経連としては、東北は一つと掲げてやっているので、各県の皆さんと協力しながら進めたい」