2度にわたる震度6強の地震で被害を受けた、宮城県蔵王町の国指定重要文化財、我妻家住宅の復旧工事が完了し、9月18日、報道機関に公開されました。
我妻家住宅は、1753年に建てられた豪農・我妻家の住宅で、大きなかやぶき屋根が特徴です。
周辺の蔵などとともに国の重要文化財に指定されていますが、2021年と2022年に、蔵王町で震度6強を観測した福島県沖地震により建物の壁が崩れ落ちるなどの被害を受け、復旧工事などが行われていました。
蔵王町教育委員会生涯学習課 成澤大空社会教育主事
「県内でもなかなか見られない巨大なかやぶき民家なので、実際に足を運んで体感してもらいたい」
9月21日には一般への特別公開も予定されています。