スポーツは、滋賀県で行われる国民スポーツ大会に挑む!
1回目は、陸上・成年女子100mハードルに出場する清山ちさと選手です。
(いちご 清山ちさと選手)
「(国スポで)しっかり勝ち点を持って帰ってきて、宮崎県チームに貢献したいです」
いちご陸上部に所属する清山ちさと選手は、高校時代からハードラーとして第一線で活躍、宮崎の陸上界を牽引してきました。
清山選手は今年34歳、陸上選手としてはベテランの域に達していますが、その向上心は衰えず進化を続けています。
(清山ちさと選手)
Q記録更新しているのは
「周りの人を元気にさせたいという気持ちから、楽しみながら競技ができているのが記録が出せている要因かなと思います」
今年は、東京世界陸上を前にさらにギアをあげ、4月以降に次々に自己記録を更新。
8月には神奈川での大会で、日本歴代3位となる12秒77をマークしました。
そしてその4日後、世界陸上の出場権獲得へラストチャンスとなった九州選手権。
記録は12秒80、参加標準記録にわずか0.07秒届きませんでした。
(清山選手)
「悔しいという言葉だけでは表現できないですが、悔しいレースでした」
それでも清山選手は前を向きます。
8年ぶりに成年女子100mハードルが採用された今年の滋賀国スポに、宮崎のためにと出場を決めました。
(清山選手)
Q国スポでは
「自分の活躍できるというか得点を持って帰ってこれる種目で、近くで高校生に見せられる機会がつくれるのがうれしいです」
「トップ選手が出場すると聞いているので、その選手と戦って勝つ姿を見せたいですし、宮崎のみんなから応援されて日本記録も出せたら最高です」
34歳にして進化を続ける清山選手、滋賀国スポで日本一を目指します。
滋賀国スポの成年女子100mハードルは10月5日に競技が行われます。