来週始まる秋の全国交通安全運動を前に、宮崎県日南市の小学校で自転車に乗る際の交通ルールを学ぼうという教室が開かれました。
大窪小学校で開かれた交通安全教室では、日南警察署の署員と日南地区交通安全協会の指導員5人が講師となりました。
今年度で閉校する大窪小学校の全校児童は6年生2人です。
教室では、まず自転車に乗る前にブレーキやタイヤ、ハンドルなどに不具合がないか確認することを教わりました。
そしてヘルメットを着用して自転車に乗り、交差点で車などが来ていないかの確認の仕方や停車中の車がある場合、その車のドアが急に開いたりしないかなど注意しながら走行することを確認しました。
(児童)
「ちゃんとルールを守って自転車に乗りたいです」
(児童)
「中学生になったら自転車に乗る機会が増えるから、今日習ったことをちゃんと使いたいです」
(日南地区交通安全協会 植田桂子指導員)
「自転車は車の仲間です。いろんなルールを守って被害者にも加害者にもならないように、自分の命も他人の命も守っていただきたいなと思っています」
日南警察署によりますと、日南市では去年、小中学生以下の交通事故が3件起きたということです。