宮城県蔵王町では2年後に町内3つの中学校が統合されることになり、9月17日、新校舎の建設予定地で安全祈願祭が行われました。
安全祈願祭には、蔵王町の村上英人町長や工事関係者など、およそ30人が出席しました。蔵王町では少子化に伴い生徒が減少していることから、円田中学校、宮中学校、遠刈田中学校の3校を統合し、2027年4月に新たに蔵王中学校を開校します。
新校舎の建築費は40億円ほどで、延べ床面積は8133平方メートル、鉄筋コンクリートの地上2階建てで、内装の一部には町内産のスギが使われる予定です。
また、2階のホールからは、蔵王連峰を望むことができるということです。
蔵王町 村上英人町長
「3つの中学校の子供たちが、一つの中学校の中で仲間作りをしてもらいたい。蔵王連峰が一望できる造りになっているので、子供たちにとって夢のある中学校になるだろう」
新校舎の建築工事は10月から本格的に始まる予定です。