プレスリリース配信元:株式会社eclore
https://emeao.jp/ikkatsu-column/videoproduction_choose/ 動画制作サイト「一括.jp」が10代からシニアまでの動画視聴習慣と活用のヒントを調査
動画コンテンツはいまや私たちの日常に欠かせない存在となり、移動中のスキマ時間から自宅でのリラックスタイムまで、あらゆるシーンに浸透しています。かつては娯楽のために楽しむものでしたが、近年ではニュースや学習コンテンツを通じて情報を得たり知識を深めたりする手段としても活用され、その役割は大きく広がりつつあります。
こうした背景を踏まえ、動画・映像制作会社を紹介するBtoBマッチングサイト『一括.jp』(https://emeao.jp/ikkatsu-column/videoproduction_choose/ )では、10代から70代以上までの男女700名を対象に調査を実施しました。本調査では「動画視聴頻度」「好まれるジャンル」「利用デバイス」という3つの観点から、世代ごとに異なる動画利用の実態を浮き彫りにしています。
これから動画施策を検討する企業にとっても、すでに実践している企業にとっても、世代別の視聴スタイルを把握することは、戦略を考えるうえで欠かせない重要なヒントになるはずです。
目次
調査1 : YouTubeやSNSなどで配信される動画の視聴頻度
◆ 若年層に根付く『高頻度視聴』習慣
◆ 日常に組み込まれる『安定視聴』の中年層
◆ シニア層に見られる『利用の二極化』
調査2 : 普段よく視聴する動画のジャンル
◆ 幅広い年代で支持される『エンタメ系コンテンツ』
◆ 世代ごとに異なる『主力ジャンル』の存在
◆ 『学習・教養系』や『その他』の位置づけ
調査3 : 動画視聴時によく利用するデバイス
◆ 若年層では『スマホ一強』の視聴環境
◆ 中高年層は『パソコン中心』へのシフト
◆ その他デバイスの利用は限定的
世代別インサイトまとめ:動画視聴から読み解く世代ごとの“日常のかたち”
◆ 視聴頻度に表れる『習慣化の度合い』
◆ ジャンル選択に反映される『世代の関心』
◆ デバイス利用に示される『生活スタイルの違い』
◆ 調査結果から導く『届け方の設計図』:頻度 × ジャンル × デバイスを最適化
※尚、本アンケート調査の内容は前編・後編に分けて公開しています。
▶ 前編はこちら
調査結果3:普段動画を視聴する際によく利用するデバイスはどれですか?※複数選択可

◆ 若年層では『スマホ一強』の視聴環境
- 10代の76%、20代の63%が動画視聴にスマートフォンを利用しており、若年層では圧倒的に主要なデバイスとなっています。30代でも68%と依然として高く、移動中や隙間時間など、ライフスタイルに合わせた柔軟な利用スタイルが浸透していることがうかがえます。- スマートフォンの手軽さとSNSとの親和性の高さが、この年代における利用率を大きく押し上げていると考えられます。
◆ 中高年層は『パソコン中心』へのシフト
- 40代以降では、スマートフォン利用が減少する一方で、パソコンでの視聴割合が急増しています。特に50代と60代では67%、70代以上では68%と、スマホを大きく上回る結果となりました。- これは大画面での見やすさや操作のしやすさが理由の一つと考えられ、在宅時間が長い層ほどパソコンを利用する傾向が強いといえます。動画を「腰を据えて視聴する」スタイルが中高年層に根強く残っていることが、このデータからも読み取れます。
◆ その他デバイスの利用は限定的
- タブレットは10代から70代まで概ね10~20%前後で推移しており、補助的なデバイスとして使われている様子がうかがえます。- また、テレビやゲーム機といったデバイスも一部世代で一定の利用が見られるものの、全体としては限定的な存在にとどまっています。
- 特にインターネット接続されたテレビは60代で20%とやや高めの数値を示し、高齢層が家庭内での安定的な視聴環境として活用していることが分かります。
- 一方で、ゲーム機は若年層以外ではほとんど利用されておらず、趣味や嗜好が強く影響するデバイスであることがうかがえます。
世代別インサイトまとめ:動画視聴から読み解く世代ごとの『日常のかたち』
◆ 視聴頻度に表れる『習慣化の度合い』
- 若年層は日常の中で動画を非常に高い頻度で視聴しており、特に10代では生活習慣の一部として強く定着しています。中年層では「ほぼ毎日」視聴する割合が目立ち、日課のように安定して動画を取り入れる姿が見られます。- 高齢層になると利用しない人の割合が増える一方、毎日視聴を欠かさない層も存在しており、利用の二極化が進んでいる点が特徴的です。こうした差は、情報接触のあり方やメディアとの距離感の違いを象徴しているともいえるでしょう。
◆ ジャンル選択に反映される『世代の関心』
- 若年層は音楽やゲーム、Vlogといった自己表現や娯楽性の強いジャンルに強い関心を示します。中高年層ではエンターテインメントを楽しみつつ、ニュースや時事問題へのニーズが高まる傾向があります。さらに、高齢層ではスポーツや学習的要素を含むコンテンツにも一定の支持があり、娯楽にとどまらず知識や情報を得る場として動画を活用する姿がうかがえます。- これは、世代ごとの社会的関心や生活の優先事項が、動画のジャンル選択にも色濃く反映されている結果といえるでしょう。
◆ デバイス利用に示される『生活スタイルの違い』
- 若年層はスマートフォンを主軸として、移動中や隙間時間に柔軟に視聴するスタイルが中心です。これに対して中高年層ではパソコン利用が高く、大画面で落ち着いて視聴する傾向が強まっています。- タブレットやテレビ、ゲーム機といったその他のデバイスは一部世代で利用されるものの全体では限定的であり、デバイス選択にライフスタイルや価値観の違いが反映されていることが分かります。
- 利用機器の差は単なる利便性の問題ではなく、世代が動画に求める体験の質や視聴姿勢を映し出している点が興味深いところです。
◆ 調査結果から導く『届け方の設計図』:頻度 × ジャンル × デバイスを最適化
本調査は、「誰に・何を・どの画面で」届けるかを具体化する根拠を与えています。以下は数値に基づく実装指針です。- 若年層(10-20代):「高頻度×スマホ×エンタメ/自己表現」
10代では「1日に何度も」視聴する層が59%、20代でも46%に達し、視聴デバイスはスマートフォンが中核(10代76%、20代63%、30代でも68%)となっています。ジャンルは音楽(10代58%)・ゲーム(32%)・Vlog(31%)が強いです。
これらの特性を踏まえると、配信は縦型・短尺・高テンポを基本に、コメント・保存・リミックスを促す導線設計を行うのが有効です。さらに、音楽・ゲーム文脈とのコラボやトレンドハッシュタグへの即応を組み合わせ、サムネイルと冒頭3秒で「見どころ」を明確に提示して発見から視聴継続への移行を加速させましょう。
- 中年層(30-50代):「安定視聴×ハイブリッド端末×実用/エンタメ」
30~50代では「ほぼ毎日1回」視聴が約2割に達し、視聴は日課として定着しています。加えて、40代以降はスマホ比率が下がりPC利用が増加するため、エンタメが多世代で約半数に支持される点を踏まえつつ、設計は検索起点で見つかる中尺(5~10分)を軸に、要点テロップ・章立て・目次で情報を整理し、縦(発見)から横(視聴)へ導く二段導線でスマホ/PCの双方に最適化するのが有効です。さらに、シリーズ化とプレイリスト連携で“日課視聴”を後押しすることで、完走率と回遊性の向上が見込めます。
- 高齢層(60代・70代以上):「二極化×PC/テレビ×ニュース/スポーツ/教養」
60代では「ほとんど視聴しない」割合が29%、70代以上では35%と非視聴層が増える一方で、毎日視聴する層も約2割存在し、利用は明確に二極化しています。デバイスはPC中心で、50~60代で67%、70代以上で68%に達し、さらに60代ではインターネット接続テレビの利用が20%と、大画面での安定視聴が一定の支持を集めています。ジャンル面では、ニュースが主軸(70代以上48%)となり、スポーツの比率が上昇するほか、教養・学習系も70代以上で21%と相対的に高めです。
こうした特性を踏まえた届け方としては、横型レイアウトに落ち着いたテンポ、読みやすい大きめ字幕と明瞭なナレーションを基本に、PC/テレビ前提のUI(高コントラストの字幕、操作ボタン大きめ、再生速度や字幕切替の分かりやすい配置)へ最適化します。
ニュース/スポーツ/教養は中長尺で信頼感を醸成し、章立てと見出しで迷わず視聴できる構成に。最後はチャンネル登録や通知オンを促す明快なCTAを用いて、定期視聴へと確実に接続させましょう。
監修者:杉本 貴之(Takayuki Sugimoto)
株式会社ecloreにて年間120社超のSEOコンサルを担当。SEO分野で培った分析力と多数の企業との豊富なコミュニケーション経験を活かし、消費者の購買行動や市場動向を深く理解。一次情報に基づくコンテンツの監修を通じ、信頼性が高く質の優れた情報発信を積極的に行っている。
【保有資格】SEO検定1級、Googleアナリティクス認定資格

調査概要
調査日: 2025年8月8日調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査対象・人数: 15~99歳の男女700人
<<調査結果の利用条件>>
- 情報の出典元として「業者探しを高速化 BtoBマッチングサイト 一括.jp」と明記してください。
- ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:
https://emeao.jp/ikkatsu-column/videoproduction_choose/
https://emeao.jp/ikkatsu-column/recruit_video_success_cost_tips/
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商号 :株式会社eclore代表者 :宮島 隆
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