スイス発の人気スポーツブランドが、東京・銀座に旗艦店をオープン。
わずか3分でシューズが作れる最新技術もお披露目されました。
12日に東京・銀座にオープンしたスイス発のスポーツブランド「On」の旗艦店。
規模はフランス・パリに次ぎ、世界で2番目です。
店内には、ランニングやアウトドア商品など、Onが展開する全てのカテゴリーが揃っています。
それに合わせ13日~21日まで、原宿にポップアップストア「On Labs Tokyo」もオープンします。
カラフルなスポーツウェアや、走りを分析するランニングマシンが設置され、中でも注目されるのは、今回、日本で初めてお披露目されたOn独自の最新ロボット「LightSpray™」。
自動化されたロボットアームを使い、足型にスプレーを噴射することでシューズのアッパー部分を製造します。
何と、片足わずか3分で完成。
ロボットで作ったシューズ「Cloudboom Strike LS」は通常のシューズに比べ作業工程が少ないため、CO2排出量を75%削減するなどサステナブルなシューズに。
重さも170グラムとOn史上最も軽いということです。
共同創業者であるオリヴィエ・ベルンハルドCEOは、日本での成功の鍵はスイスとの共通点にあるといい、「スイス人と日本人に一見共通していることはなさそうだが、実はイノベーションの部分で共通している。我々は真のイノベーションに完璧を求めること、デザイン・スタイル・技術にこだわりをもっている。(この旗艦店には)非常に大きなポテンシャルを感じた」と話します。