中国四国防衛局は12日、岩国市を訪れ、アメリカ軍の空母艦載機による陸上空母離着陸訓練を今月17日から岩国基地で実施するとアメリカ軍から通知があったとして理解を求めました。


中国四国防衛局の深和岳人局長は岩国市の福田市長に対し、アメリカ軍の空母艦載機による離着陸訓練、いわゆるFCLPを今月17日から26日までの間、岩国基地で実施することに理解を求めました。

従来は硫黄島で実施していますが、噴火活動が続いていて訓練のリスクが高まっているためとしています。

FCLPは滑走路を空母の甲板に見立てて離着陸を繰り返し、激しい騒音を伴うことから、住民生活への影響が大きいとして岩国市は実施を容認していません。

【岩国市・福田良彦 市長】
「本市としては到底容認できないということを伝えました。FCLPは実施しないよう米側に強く要請してほしいと局長に口頭で伝えました」

テレビ新広島
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