勤務していた保育園で園児にわいせつな行為をした罪に問われている元保育補助員の男の裁判で、検察は男に懲役2年を求刑しました。

広島市安芸区の元保育補助員、江原孔伽被告(25)は、去年10月から11月までの間に当時、勤務していた保育園で園に通っていた女の子の下半身を触った罪に問われています。

きょうの初公判で、江原被告は起訴内容を認めました。

検察は「幼い被害者につけ込み」「職員として自らの立場を利用した悪質な犯行」と指摘し江原被告に懲役2年を求刑しました。

一方、弁護側は「生活の本拠地を他県に移し、被害者と今後一切の接触を行わないと誓っている。反省し、身をもって謝罪しようとしている」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。

裁判はきょうで結審し、判決は今月30日に言い渡される予定です。

テレビ新広島
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