立憲民主党の野田代表は、当選2回の本庄知史衆院議員(50)を政調会長に抜てきする方向で調整を進めていることが関係者への取材でわかった。
立憲民主党は11日午後、両院議員総会を開き、党役員人事を決める予定で、野田氏は執行部を大幅に入れ替える意向を示している。
関係者によると、野田氏のグループに所属する衆院議員の本庄氏を、政調会長に起用する方向で調整を進めている。
本庄氏は、岡田克也前幹事長の政策秘書を経て、2021年の衆院選で千葉8区から出馬し初当選。
各省庁にパイプを持ち、政策に精通していることで知られ、現在は代表補佐や政調副会長を務めている。
立憲の新役員人事を巡り、野田氏は、2024年9月の代表選挙に立候補した当選2回の吉田晴美衆院議員を代表代行などの要職に起用する方向で調整を進めていて、党内の若手議員を抜てきすることで、刷新感を打ち出す狙いがあるとみられる。
(※画像は立憲民主党のHPより)