クリスマスセールの次はお正月の初売りへ。

大手スーパーの一押しは元日に増えるという意外なあのメニューです。

年末年始に向けて、売り場の切り替えが行われた東京都内のスーパー。

初売り用に目玉商品を用意して、お正月需要の取り込みを狙います。

イオンリテール南関東カンパニー 営業推進部長・後藤千尋さん:
家族そろってみんなでちょっと楽しみたいという声が多い。

年末年始も続く物価高。

東京23区の12月の消費者物価指数は、変動が大きい生鮮食品を除いた総合が2024年の同じ月と比べて2.3%上昇。

2%台となるのは6カ月連続です。

餅やいくら、昆布など、お正月の食材の上昇が続いています。

街の人からは「年末年始はお金がかかるので、かかるものとかからないものを分ける」「割引品でぜいたくしたい」といった声が聞かれました。

自宅でゆっくり過ごす人が多いとみられる、この年末年始。

こうした中、イオンではカニや寿司など正月らしいごちそうに加えて、新たにお正月にピザを初提案します

“正月にピザ”とは意外な気もしますが、イオンでの元日のピザの売り上げは、クリスマスやお盆に次いで年間4番目の高い数字だといいます。

イオンリテール南関東カンパニー 営業推進部長・後藤千尋さん:
昔からの風習でおせち料理とかを食べるが、お子さまにはあまり食べられるものがなくて、「ピザでちょっとパーティー気分で食べたい」ということでピザを選ばしてもらった。

初めて“あけおめピザ”と銘打って売り出すこちらのピザ。

正月の新たな風物詩となりそうです。

フジテレビ
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経済部
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「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
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