政府に対する抗議デモが激化したネパールでは首都で放火が相次ぐなど混乱が続き、デモによる死者は25人になりました。
ネパールでは政府がSNSへのアクセスを禁止したことを発端に、若者を中心とした大規模な抗議デモが起き、地元メディアによると10日までに25人が死亡、600人以上が負傷しました。
デモの激化を受けて首相が辞任しましたが混乱が収まらず、首都カトマンズで議会や最高裁判所、外資系ホテルなどが放火されました。
10日に軍が出動して治安維持に乗り出し暴動は収まりつつありますが、先行きは見通せない状況です。