新築マンションの工事現場に侵入し、銅線など200万円相当を盗んだ疑いで男2人が逮捕された。2人は中学時代の同級生だといい、同様の窃盗事件で過去にも3回逮捕・起訴されていた。
過去にも犯行か…当時の供述「3、4年前から50件くらいやった」
東京・小岩署で10日午前、カメラが捉えたのは、険しい表情を浮かべ、カメラを睨みつける長田聖也容疑者(29)。

そして、うつむく素振りを見せ、綾瀬署から警察車両に乗せられたのは、鹿野裕次郎容疑者(28)だ。
中学時代の同級生だという2人は、新築マンションの建設現場から約100kgもの銅線や水道の蛇口などを盗んだ疑いがもたれている。

事件が起きたのは2025年1月。2人は足立区内で建設中のマンションの工事現場に侵入すると、現場に設置されていた防犯カメラの配線を切断したという。
そして、約3時間にわたり、部屋の前や中にあった銅線や水道の蛇口などあわせて297点、200万円相当を盗み出したとみられている。

さらに、2人は過去にも同様の窃盗事件で、3度逮捕・起訴されていた。当時、警視庁の調べに対し「3、4年前から解体現場や新築工事現場から50件くらいやった」と供述していたという。
現在2人は黙秘を続けているというが、警視庁は盗んだ銅線などを売りさばいていたとみて捜査している。
(「イット!」9月10日放送より)
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