防犯カメラが捉えた宝石強盗事件の一部始終。
20人近くいる強盗団がいきなり店内に侵入し、商品を奪い始めたのです。
事件が起きたのは、アメリカ・カリフォルニア州にある宝石店。
5日午後2時ごろ、閉店準備が始まった直後のことでした。
バックしてきた車が入り口を破壊。
この直後、店の前に止まった3台の車から、フードなどをかぶった集団が降りてきます。
そして、わらわらと店に押し入るとショーケースを破壊し、宝石などを奪い始めたのです。
侵入者の人数は、17人!
88歳の店主は果敢にも抵抗を試みますが、手にしていた宝石を力ずくで奪われたうえ、突き飛ばされて立ち上がれなくなりました。
その後も、店の至る所から宝石類を奪っていく大強盗団。
そのうちの1人は無抵抗で立ち尽くす店員のポケットもあさっています。
そして、クラクションが鳴ると、店内に残っていた数人も急いで店をあとにし、複数台の車で逃走したのです。
車の突入からわずか1分足らずの犯行。
被害額は最大で1500万円ほどに上るといいます。
突き飛ばされて脳卒中になった店主の親族がFNNの取材に応じ、憤りをあらわにしました。
被害に遭った店主のめい:
叔父の意識はもうろうとしていて目線も合わず、これはただ事ではないと思いました。彼らには道徳心のかけらもありません。人の命を省みず、とにかく奪おうとするだけです。人間の心がありません。罪を犯したなら責任をとるべきです!
強盗団は姿をくらませたきり、まだ1人も捕まっていないということです。