広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援夢キラリ。今年6月に行われた中国四国少年柔道大会の中学生男子の部で、優勝に輝き全国大会出場を決めた東広島市立西条中学校柔道部。今回は最優秀選手に輝いた、早瀬獅竜くん(中3)にインタビューしました。
―大会を振り返ってどうでしたか?―
先鋒が一本勝ちをして、次鋒の自分もその流れに続いていけるように戦いました。ちょっと組み手争いが遅くて焦りましたが、相手が不用意に腰を入れてきて、そこを大腰で技ありを取って、そのあと相手を動かして、背負い投げに入って、技ありをとってあわせて一本で勝ちました。負け続けてきた崇徳中学校に勝つことができて、とても嬉しかったです。
―全国大会にむけて特に意識して取り組んでいることは何ですか?―
組み手争いと攻撃的柔道の強化です。組み手争いを速くする事によって、自分の得意な技をかける事ができたり、技を先に仕掛けることによって、相手が焦ってかけ逃げなどの指導が取れたりします。相手が向かってくる事で相手のチカラを利用して投げる事ができるのでそこがメリットです。中学校生活最後の試合になるので、ベスト4以上を獲りたいです。
―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―
「その日の目標を持て」で、父親に言われた言葉です。
練習をただダラダラこなしていた時に言われた言葉で、その日の目標を持つことで、自分に足りない部分を意識しながら練習することで、集中力が高まったりします。
もしその日に目標が達成できなくても、なぜできなかったのか原因を考え、次の日の目標にすることでできなかったことができるようになったり、無意識に練習した事が試合で出るように繰り返し練習しています。
中学校や高校の全国大会で上位入賞する事や、たとえ負けそうになっても、最後まで諦めず戦う事で両親に恩返しする事ができると思います。
―将来の夢について教えてください―
全国で活躍が全然できていないので、まずはしっかり成績を残して、世界で活躍できる選手になりたいです。
夢キラリはTSSで毎週月曜よる8時54分から放送しています。