阿蘇地域でコシヒカリの新米の出荷が９日から始まりました。ＪＡ阿蘇はことし、生産者に前払いする『概算金』を６０キロ当たり３万２４０円としていましたが、さらに引き上げ、３万３２４０円にすると発表しました。
【ＪＡ阿蘇 稲作部会 立石 翼 部会長】
「これから新米を食べていただいて、新しいお米に対しての価値観を見直していただけると助かります」
９日はＪＡ阿蘇の農業倉庫で神事が行われ、新米の出荷作業の安全を祈願しました。
その後、持ち込まれた『阿蘇コシヒカリ』の形や水分量などを調べる検査が行われ、全て１等米と判定されたということです。
１等米と判定された『阿蘇コシヒカリ』はトラックに積まれ、熊本市へと向かいました。
今週末には熊本市の『ｙｏｕ＋ｙｏｕくまもと農畜産物市場』などＪＡの直売所の店頭に並ぶ予定です。
また、ＪＡ阿蘇は９日の出荷に合わせ、生産者に前払いする〈概算金〉について６０キロ当たり３万３２４０円にすると発表。今年の新米については過去最高額のすでに３万２４０円を提示していて、さらに３０００円引き上げた形で、全国でも最高水準とみられています。
