9月14日(日)に鹿児島市で開かれる「第44回かごしまマーチングフェスティバル」。
9日から注目の参加チームをシリーズで紹介していきます。
初回は「創価鹿児島サザンブレイズ」です。
情熱的な音楽が流れる湧水町の栗野体育館。
練習に汗を流すのは、学生から社会人まで幅広いメンバーが参加する「創価鹿児島サザンブレイズ」です。
チームの2025年のテーマは「SーSPIRIT」。
Sはスパニッシュと創価の頭文字で「情熱」を表現します。
そんなチームは大きくパーカッションとカラーガードの2つのセクションで構成されています。
「スネアドラムです」
「テナードラムです」
「バスドラムです」
こちらはフロアを縦横無尽に動きながら打楽器を打ち鳴らす「バッテリー」と呼ばれるパートです。
ダイナミックな演奏の中でも繊細で奥行きのあるリズムを積み重ねます。
「ちょっと遅いから」
「8分でしっかり」
創価鹿児島サザンブレイズ・吉岡史理指導部長
「細かいリズムを手順を変えながら、いろんなリズムを表現できるところが一番面白い」
そして、もうひとつのチームの柱となるのが…
「カラーガードです」
フロアを華やかに彩るカラーガード。
曲や演技によりアグレッシブなイメージを印象づけます。
創価鹿児島サザンブレイズ・メンバー
「2パートしかないというところでそれぞれが自分たちを強調して、アピールしていくところを見どころにしたい」
カラーガードメンバー
Q.仕上がりはどんな風に?
「今後、乞うご期待と言っておきましょう!」
そう話す彼らには2025年初挑戦の秘策があると言います。
旗をいったん置いて、彼らが動かすのは…
マーチングでは一般的に最初に置いた場所から動かさずに演奏するシロフォンやマリンバ。
これら「ピット」と呼ばれる打楽器をフォーメーションで動かそうというのです。
創価鹿児島サザンブレイズ・吉岡史理指導部長
「アメリカではよく見られる光景だが日本でやっている団体は少なくて、ショーを見せるという形で新たな取り組みを鹿児島もして、皆さんに喜んでもらいたい」
日本ではまだ珍しいという「動くピット」。
「演奏しながらチーム全体の動きを合わせるのは至難の業」だということで、本番では目が離せません。
「創価鹿児島サザンブレイズ!ファイト!オー!」