台風にともない静岡県牧之原市から吉田町にかけて発生した竜巻について、気象庁は「国内最大級の規模だった」と発表しました。

9月5日に県内を襲った台風15号では竜巻などの突風や豪雨によって83人がケガをし、建物被害はこれまでに2070棟に上っています。

現地調査を進めた気象庁は、牧之原市静波から吉田町大幡にかけて移動する渦をとらえた画像が見つかったほか、被害が帯状に分布していて突風は「竜巻」と断定しました。

また、トレーラーの横転や店舗の被害状況などから強さは6段階ある指標のうち上から3番目の「国内最大級」で風速約75メートルと推定されるとしました。

掛川市で発生した突風も竜巻の可能性が高く強さは上から4番目とした上で、伊東市と焼津市で起きた突風についても調査しています。

テレビ静岡
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