8月30日から31日にかけてブドウが食い荒らされるなどの食害が確認され、全域にヒグマ注意報が出されている北海道南部の知内町で、9月8日夕方、親子とみられるクマ2頭が目撃されました。
クマが確認されたのは、知内町元町の知内公園近くの山林です。
ヒグマ注意報を受けて警戒中だったハンターの男性が、山林内に親子とみられるクマ2頭を発見し、町に連絡しました。
2頭はすぐに北西方向へ立ち去り、食害などは確認されていません。
知内町では9月に入ってからもブドウやジャガイモの食害が相次いでいて、警察と町が注意を呼びかけるとともに、警戒を強めています。