全国のニュースでもお伝えしていますように7日石破総理が辞任を表明しました。一夜明け、県内からも様々な声が聞かれました。
【石破総理】
「この度私は自由民主党総裁の職を辞することといたしました」
7日夜、辞任を表明した石破総理。
【石破総理】
「党内に決定的な分断を生みかねないと考えたからであり、それは決して私の本意とすることではありません」
会見から一夜明け、県民はー。
【県民】
「辞任の決断は大変だったと思うけれどできればもう少し早めな決断をしてほしかった」
「野党と上手くやっていけるのは石破さんしかいないと思っていたので退任されたのはすごく残念」
「自民党がごちゃごちゃしてる場合じゃない。世間はみんな経済で苦しんでいるから」
「期待に応えられたかという部分ではちょっと足りなかった部分があると思うので次の総理になる人には国民の支持を得られるような具体的な政策をしてほしい」
一方、8日午前取材に応じた自民党県連の藤木幹事長は「英断だった」と話しました。
【自民党 佐賀県連藤木卓一郎幹事長】
「自民党の分裂や分断を回避するための大きな英断だった。今回の参議院選挙の大いなる反省を生かしたかたちで総裁選挙の運動を展開される人たちが当選することを期待している」
県連は7日夕方、総裁選の前倒しの要求について県内96支部の意見の集約結果を発表。
前倒しを求めたのは過半数に満たない37支部でした。
【自民党佐賀県連 古川康会長】
「37支部という少なからずの支部の方から実施を求める要求があったことも事実で、この数字そのものとしては私は重く受け止めなければならないのではないか」
石破総理の退陣表明を受け、自民党の福岡資麿厚生労働大臣は「党の分裂を避けるというところで石破総理ご自身でこの決断をされたことを重く受け止めている」としています。
一方、立憲民主党の大串博志代表代行は「決断が遅かった。物価高など待ったなしの国政課題があるのに政治空白が続いたことが残念」と厳しく批判しました。
石破総理の辞任を受け、自民党では今後、臨時の総裁選を急ぐことになります。