広島県内の大学生エンジニアが、開発したプログラムをインターネット上の仮想空間「メタバース」で公開し、企業にプレゼンするイベントが広島市で開かれました。
広島大学などが主催するイベントには学生のアイデアに興味を持つ地元IT企業など30社が参加しました。
【広島大学・串岡勝明 特命教授】
「大学の学び以外に自らプログラミングなどを勉強されている方がたくさんいらっしゃいます」
発表したのは県内5つの大学で情報技術サークルに所属する学生およそ40人。
プレゼンの舞台は「メタバース」と呼ばれるインターネット上の仮想空間です。
ゲーム感覚と独特の臨場感でプレゼン内容を立体的に表現できるのが特徴で、「大学の授業検索システム」や「授業聞き逃し防止アプリ」といった学生ならではのアイデアに企業の関係者は高い関心を示していました。
【シューペルブリアン・亀井隆幸 取締役】
「自分たちが思うことを今もう形にできる時代になっているということを非常に驚きながら聞かせていただきました」
主催した広島大学などは今回の改善点なども踏まえ今後もメタバースを使った学生と企業の交流を続けていくことにしています。