【加藤キャスター】
「当初は総裁選前倒しについて協議する予定だった自民党広島県連、今後の動きが注目されます」
自民党広島県連は選挙対策会議と役員会を開き、今後の総裁選に向け意見を交わしました。
【自民党広島県連・平口洋会長】
「(次の総裁について)一番大きいのはアメリカとの交渉の問題がある。いい結果をもたらすようにしなければいけないので、粘り強く交渉できる人がいいだろう」
【自民党広島県連・中本隆志会長代理】
「やはり自民党が変わらなければいけないという危機的状況はあります。今の時代に合ったタイムリーな政策を堂々とみんなにわかる形で発表できる、そういった総理大臣を我々は望んでます」
一方、野党からは課題が山積する中、臨時国会を急ぐよう求める声が聞かれました。
【立憲民主党広島県連・森本真治代表代行】
「石破さんというよりも今の与党についてはいろいろと思うことがありますので、しっかり我々が責任をもってやらなければいけない。(辞任のタイミングについては)「どれだけ時間がかかっているのだろうかなと思っています」
《スタジオ》
平口県連会長がぶら下がり取材の中で口にした「肩透かし」という言葉が印象的だった。それほど急転直下の辞任表明、山内さん、どのようにご覧になりますか。
【コメンテーター:元カープ・山内泰幸さん】
「少しびっくりしました。苦渋の決断だったと思うが、プロ野球でもシーズン途中で監督交代はある。それはチームが上手くいってないから。ということは自民党自体が上手くいかないということ。新たな総裁が誰になるのか気になりますが、いい方向に進んでほしい」
参院選の総括では、「解党的出直し」という表現があった。
中本県議会議長は「自民党が時代に合わせて大きく変わらなくてはいけない。時代が合わせてくれることなどはない」と繰り返した。
国の内外の情勢は、日々変わっていますが、総裁選に向け政治空白が許されない中、今後の動きが注目されます。