中国外務省は日本維新の会の石平参議院議員に対して制裁を科すと発表しました。
中国外務省はきょう午前、日本維新の会の石平参議院議員(63)に対し、台湾や尖閣諸島問題で長年にわたりデマを流したほか、靖国神社を参拝したなどとして制裁措置を決定したと発表しました。
制裁には、石議員が所有する中国国内の不動産や財産の凍結、本人や親族へのビザ発給の停止などが含まれています。
石議員は、中国出身で日本国籍を取得していて、ことし7月の参議院選挙で日本維新の会の比例代表として初当選していました。
石議員は、参院選の選挙期間中に、尖閣諸島や台湾の問題に関する抗議文を中国大使館に送ったほか、中国を「アジアと世界平和の最大の脅威・破壊者」などと主張していました。