北海道・石狩市で白昼堂々、不法投棄の瞬間が目撃されました。
車のトランクから長い棒の束を取り出すと、ためらうことなく海に投げ捨てる男性。
その後もトランクからごみを取り出しては次々と海に投げています。
すると、全て投げ終えたのか、車のドアを閉め、その場から去っていきました。
目撃者によりますと、男性は畑で使われるような支柱や石、発砲スチロールなどを海に捨てていたということです。
こうした不法投棄に石狩市は…。
石狩市浜益支所・木沢愛彦市民福祉課長:
きれいな環境をゴミで汚す行為は厳にやめてもらいたい。注意喚起の意味でのぼりや看板を立てるとか、場合によっては防犯カメラの設置も考える。
北海道内で後を絶たない不法投棄。
過去には湖にテレビや車のタイヤなどが沈んでいるのが確認されました。
市では毎年、ボランティアが海岸の清掃活動を行っていますが、海に捨てられるとどうすることもできないといいます。
警察は、廃棄物処理法に抵触する恐れがあるとして、目撃者から当時の状況を聞くなどして捜査を始める方針です。