「オリンパス」が東京国税局から約300億円の申告漏れを指摘されていたことがわかりました。
関係者によりますと、オリンパスは「グループ通算制度」に基づき、子会社「エビデント」の赤字をグループ内の黒字と相殺して申告していました。
しかし、東京国税局はグループ通算制度が適用されないものと判断し、オリンパスに対して2024年3月までの2年間に約300億円の申告漏れを指摘しました。
追徴課税は約110億円にのぼります。
オリンパスはすでに納付を済ませていて、「今後も適正な申告・納税を行う」とコメントしています。