高速道路での逆走車両による事故を想定し、福井県警などが8日、対応訓練を行いました。
訓練には、高速道路交通警察隊や中日本ハイウェイ・パトロール隊など約20人が参加し、「北陸自動車道下り線の女形谷パーキングエリア付近に逆走車両がいる」との想定で行われました。
訓練では、逆走車両がいるとの110番通報を受けパトカーなどが出動。カラーコーンや発煙筒を使って逆走車両が走行する道路を通行止めにする手順を確認。その後、警察が逆走車両を停止させて路肩に寄せ、通行止めを解除するまでの流れを確認しました。
2025年に入ってから県内の高速道路や自動車専用道路で確認された逆走車両は8件で、去年より1件増えています。
警察は逆走車両を見かけたら110番通報するよう呼びかけています。