子育て中の母親や子ども・若者を支援するための拠点となる施設「ネウボラセンター」が、福山市にオープンしました。

6日、福山市が天満屋福山店に開設したのは、「ネウボラセンター」です。「ネウボラ」とはフィンランド語で「アドバイスする場」という意味があり、妊娠~出産・子育・若者を一括して支援するために整備しました。

これまでの乳幼児向けの遊び場に加え、4歳~8歳向けの遊び場を新設。さらに保育所への入所などの申し込みや、不安を抱える若者が気軽に相談できる窓口も設けられています。

オープニング・セレモニーに出席した福山市の枝広直幹市長は「(子育てなどの担当が)集約されることで互いの横の連携がとりやすくなり、(悩み)解決までの時間を短くできるのではないか」と期待感を寄せました。

また、センターの開所とともに天満屋福山店も大規模リニューアル。天満屋の強みの一つ「美術部門」に力を入れ、有名作家の作品を多数紹介できるように画廊を拡張したほか、若手や地元出身の作家が手掛けた作品を紹介するアートサロンも設けました。

天満屋福山店サポートチーム・守分康之部長は「子育て支援、若者支援の施設ができ、今までご来店のなかったお客さまも多数この福山天満屋にご来店いただけると思っている。幅広いお客さまに天満屋を楽しんでいただきたい」と話していました。

テレビ新広島
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