自民党総裁選の前倒しをめぐり、8日までに意見を求められている自民党福井県連は6日、総裁選の前倒しを要求しないことを決めました。
自民党県連は総裁選の前倒しを求めるかどうかを決めるため、福井市内で執行部会を開きました。
県連では、これに先立ち県議会議員や各支部長ら169人に聞き取りを行いました。この結果を踏まえて協議し、執行部会は福井県連としては「総裁選の前倒しを要求しない」ことを決定しました。
執行部会後の会見で西本正俊幹事長は「賛否両論あり相半ばだった。会長一任となり、結論として要求しないことになった。やはり石破総裁自身が出処進退をしっかりと判断すべきではないかという意見があった」と述べました。
自民党は、8日に国会議員や都道府県連から総裁選前倒しの要求を受け付け、要求が総数の過半数を超えれば、前倒しが決まります。
