2025年7月の県内の有効求人倍率は1.89倍で、3カ月ぶりに上昇しました。7年4カ月連続で全国で最も高い水準です。
福井労働局によりますと、2025年7月の有効求人倍率は1.89倍で、前の月を0.05ポイント上回り、3カ月ぶりに上昇しました。新規求人数を業種別で見ると、建設業と製造業で増加が見られたほか、卸・小売業が大きく伸びました。猛暑により夏物衣料の動きが好調で小売業の求人増加に繋がったということです。今後の見通しについて福井労働局は「最低賃金の引き上げが求人意欲低下に繋がる可能性があり注視していきたい」としています。
