熊本地検は今年の参議院議員選挙をめぐり、二重投票した疑いで書類送検されていた男性を略式起訴しました。
略式起訴されたのは、八代市に住む40代の男性です。男性は今年7月の参議院議員選挙で、期日前投票を済ませていたにもかかわらず投票日の20日、八代市の投票所で息子の投票所入場券を使って投票したとして、公職選挙法違反・詐偽投票の疑いで先月、書類送検されていました。
熊本地検は先月25日付で男性を八代簡易裁判所に略式起訴。裁判所によりますと、罰金15万円の略式命令が出されたということです。男性は先月の八代市議選に立憲民主党の公認を受け出馬予定でしたが、この問題を受け県連は公認を取り消していて、男性は警察の調べに、「支援している候補者にどうにか当選してほしかった」と容疑を認めていました。