岩手県滝沢市では、市内の小中学生の自由研究や工作などを集めた展示会が9月3日から始まりました。
その名も「ノーベルのたまご展」、夢が詰まったユニークな作品が並んでいます。
スイカ柄の太鼓や額縁から飛び出るチャグチャグ馬コなど、滝沢市で開かれている「ノーベルのたまご展」には、市内の小中学生が夏休みなどを利用してまとめた自由研究や作り上げた工作が展示されています。
子どもたちの探求心の向上につなげようと毎年行われていて、2025年は市内10校から87点の応募がありました。
このうち、小学生の部の市長賞に選ばれたのは、柳沢小学校6年生の児童で、地域で毎週開かれている日曜朝市の曲を作りました。
楽譜の書き方や伴奏の付け方はピアノの先生からアドバイスをもらい、朝市の風景を思い出しながら歌詞を付けたということです。
このほか会場には、戦後80年をきっかけに戦争について調べ考えた、小学1年生の研究なども展示されています。
子どもならではの発想から生まれたユニークな研究成果などが見られるこの作品展は、9月13日まで滝沢ふるさと交流館で開かれています。