スポーツや文化芸術で活躍した児童・生徒をたたえる「県はばたき賞」の表彰式が9月5日に開かれました。
受賞した児童・生徒はさらなる飛躍を誓っていました。
はばたき賞は岩手県内の小学生から高校生を対象に、県教育委員会が年に2回表彰しているものです。
今回は8人の児童・生徒が表彰されました。
このうち一戸町の奥中山中学校3年の中嶌永遠さんは、2025年開かれた全国中学校スキー大会の男子クロスカントリー5kmクラシカルで優勝しました。
大会前には北海道や秋田県で合宿を重ね苦手な技術を克服してきたということです。
奥中山中学校3年 中嶌永遠さん
「うれしさより最初驚きのほうが大きくて、まさか自分が優勝するなんて思ってなかった」
また二戸市の石切所小学校6年の藤原穂乃美さんは、2024年、2つの全国規模の書道コンクールで「信じる道」「平安」と書いた作品でそれぞれ、文部科学大臣賞を受賞しました。
石切所小学校6年 藤原穂乃美さん
「言葉の意味をちゃんとわかって、自分が好きなように書けるようにしている。これからも色んな書展に出品して、全国の人たちに自分の字を見てもらいたい」
奥州市の前沢明峰支援学校高等部2年の千葉すずさんは、2024年開催された日本障がい者バドミントン選手権大会ダブルスで優勝、シングルスで準優勝を果たしました。
前沢明峰支援学校高等部 2年 千葉すずさん
「お父さんと2人で頑張って練習している。12月に長崎で(大会が)あるので、優勝、どちらも(ダブルス・シングルス)頑張る」と意気込みます。
受賞した児童・生徒は支えてくれる人に感謝し、今後のさらなる活躍を誓っていました。