MLB、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)、久々のホームランはまさに電光石火。
またしても記録に残る一本となりました。
前日は試合がなく、日本時間3日からパイレーツ3連戦に臨む大谷翔平選手。
あすは二刀流出場の予定で、試合前はキャッチボールで調整しました。
地区優勝へのマジックは22。
9月の初戦に1番、指名打者で出場しました。
その第1打席は高々と打ち上げてしまい、レフトフライでした。
ドジャースの先発は、レジェンドのカーショー投手(37)。
8月は5勝と大活躍していましたが、この日はなんと初回に4失点と、立ち上がりでつまずいてしまいました。
世界一連覇へ負けられない戦いの中、期待がかかるのは大谷選手のバットです。
3回、大谷選手の第2打席。
ボールが壊れたかのような音が響き、打球は弾丸ライナーでライトスタンドへ!
ラッシング選手も驚いた、7試合ぶりの第46号ホームラン。
ナ・リーグのホームラン数では1位と、3本差に迫りました。
大谷選手にとってはドジャースでの通算100本目。
MLB公式サイトによると、チーム所属後、最初の2年で100号到達は史上4人目だそうです。
そしてこのホームランの打球速度は、193.1㎞/hと、なんとメジャー史上6番目に速いホームランでした。
自己最速でもありドジャースでも最速、まさに爆速のホームラン。
打ってからスタンドインまでは、わずか3.6秒だったということです。
ロバーツ監督によると、大谷選手は最近速球への対応、速いボールへの対応というのをすごく練習しているといいます。
その後、カーショー投手がピッチャーライナーに驚きの超反応で極プレーを披露するなど、初回以降は得点を与えませんでした。
そして大谷選手の第4打席は7回。
今度は外角の球をレフト方向へ、これがツーベースヒットとなりました。
そして9回、ドジャース3点ビハインドで迎えた大谷選手の第5打席。
センターへの打球が角度よく上がり伸びていきましたが、フェンス直撃のタイムリーツーベース。
3安打目で2点差に迫りました。
しかし、ドジャースは続くチャンスを生かせず3者連続で外野フライ。
逆転できず、敗れてしまいました。
そのドジャースと優勝を争う2位のサンディエゴ・パドレスは、ダルビッシュ有投手(39)が先発。
初回、外角のシンカーで先頭バッターから空振り三振を奪いますが、続くバッターに甘く入ったスイーパーを捉えられ、ソロホームラン。
いきなり失点してしまいました。
そして、3回にもタイムリーヒットで追加点を許すなど、前回登板に続き5回を投げ切ることはできず、6安打4失点。
チームも3連敗となりました。
この結果、ドジャースの優勝マジックが1つ減り、21になりました。