藤井聡太七冠は4日、将棋の王座戦第一局に臨む。2度目となる海外対局の舞台は、シンガポールだ。

なぜシンガポールなのか。
今年建国60周年を迎え、節目を記念する文化交流事業の一環として、今回の舞台に選ばれた。

実は藤井七冠、海外での対局は今回で2回目。初めての海外の地での対局はベトナムだった。
シンガポールで藤井七冠が訪れたのは、人気の観光名所「マーライオン」。挑戦者の伊藤匠叡王と一緒に二人で笑顔で記念撮影にのぞんだ。

「上を向いてください!」「口を開けてください!」などの報道陣のリクエストにも応え、もちろんお決まりのポーズでも…。
藤井七冠:
たぶん定番の撮り方があるんだと思うんですけど私は全然知らなかったので…。こういう風に撮るのだなと。

その後2人が訪れたのは、地元で人気の市場。
フードコートを一周見て回り、藤井七冠が最終的に選んだのは…大きな餃子。

藤井七冠:
すごく皮がモチモチしていておいしいです。思った以上にボリュームがありました。
一方、伊藤叡王が選んだのは…
伊藤叡王:
スイカジュースです。すごく甘くておいしいです。

「対局を通して、シンガポールの方に将棋の魅力や面白さを少しでも伝えられたら」と話す藤井七冠。
まずは海外対局の醍醐味「観光」を楽しんだ。

同学年対決となる“熱戦”で勝ち星をつかむのは?
3日に対局前となる前夜祭が行われ、注目の対局は4日におこなわれる。
(「Live News days」9月3日放送より)