7月の参院選での敗北を受けて、2日午後開かれた自民党の両院議員総会で森山幹事長が辞意を表明しました。
石破総裁も「私の責任」と陳謝していて、今後の判断が注目されます。
自民党 石破 茂 総裁
「国民の皆さま方の期待に応えることができなかったこと。同志の方々を失ったこと。それはひとえに私の責任でございます。心から深く深くお詫びを申し上げます」
2日午後開かれた自民党の両院議員総会の冒頭、石破総裁は神妙な面持ちで陳謝しました。
そのうえで、自民党として物価高や農業、安全保障、防災などに取り組む必要があると改めて続投を表明しました。
一方で、「然るべきときにきちんとした決断をする」としています。
また、自民党の三役である森山裕幹事長と鈴木総務会長、小野寺政調会長は、選挙結果の責任を取りいずれも辞任する意向を示していて、石破総裁の判断が注目されます。
自民党県連も1日に会長や三役などが集まって会合を開いていて、総裁選の前倒しを求める声が多く上がったということです。
2日の両院議員総会の内容を踏まえ今後、常任総務会で県連の方針を決めることにしています。
