愛媛県西条市で名水「うちぬき」を使って、ＪＲ四国と地元の漁協がサーモンの陸上養殖を進めていて、初めての出荷を今年１２月に予定しています。この西条産のサーモンのブランド名の募集を市が１日から始めました。
西条市でのサーモンの陸上養殖は、ＪＲ四国が鉄道事業以外の収益を確保しようと、県漁協ひうち支所と共同で四国で初めて今年４月から取り組んでいます。
ＪＲ四国によりますと、陸上の生け簀では合計４７００匹を名水「うちぬき」で育てていて、このうち当時５００グラムだった稚魚は９月１日頃で１．５～２キロになり、想定よりも順調に成長。今年１２月に初めての出荷が予定されています。
西条市はこの地元産のサーモンを広くＰＲするため、ブランド名の募集を９月１日から始めました。
応募は「ＬＯＶＥ ＳＡＩＪＯ」のウェブサイト記事に掲載してあるＱＲコードで、９月３０日まで受け付け３～５案を選定。「四国鉄道文化館」で１１月２２日と２３日に開かれる「伊予西条鉄道フェスタ」で来場者の投票を行い、最も多く得票した名前を採用するとしています。
採用された名前に応募した人の中から、最大５人に西条産サーモンを１匹プレゼントするということです。
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