富山県高岡市の出町譲市長は就任後初めてとなる市議会定例会に出席し、市の現状を変革「待ったなし」として震災からの復旧・復興を最優先すると述べました。

*高岡市 出町譲市長
「現状は『待ったなし』の状況だと思っている。市民との対話を重視した『市民主体のまちづくり』を進める」

高岡市の出町市長は市長として初めての市議会でこのように述べ、能登半島地震からの復旧・復興に最優先で取り組むと強調しました。

1日提出された補正予算案は一般会計で14億3500万円あまりです。

なかには液状化被害が大きかった横田地区の対策工法を再検討するための費用や財源を復旧・復興にあてるための市長給与の4割カット、それに、前の市長が公用車として契約した大型ミニバンのリース解約が盛り込まれています。

また、市政の変革を進める「チェンジ推進課」を新たに設けるための条例の改正案も提出されました。

9月定例会は29日まで開かれます。

富山テレビ
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