浸水被害があった熊本市西区の千原台高校でも1日、始業式が行われました。
千原台高校は、一連の大雨で校長室や保健室、事務室などがある1階部分が浸水。
その翌日から、教職員とハンドボール部や野球部などの部員たちが下駄箱を掃除するなど片付け作業をしてきました。
【千原台高校 1年 齊藤 大智さん】
「自分が今まで経験したことのないぐらい雨で(学校が)グチャグチャに
なっていて、びっくりしました」
【千原台高校 陸上部 瀧山 優世さん】
「部活動の時間を削って掃除とかをしていたので、部活をいつも通りできるように
掃除を頑張って、2学期は行事も多いと思うので、いつも通りできるように掃除をやりました」
始業式では、南 弘一校長が「教職員や部活動の生徒、市の職員など復旧作業に当たってくれた人への感謝の気持ちを忘れず、2学期をスタートさせ、一歩ずつ前へ進んでいこう」と生徒たちに呼びかけました。
【千原台高校 南 弘一校長】
「新学期になったということで、苦しい状況の中、大雨の被害を受けた後の状況の中ですが、何か新しいことにチャレンジしてほしい。自分が少しチェンジすること、
成長することができます。新しいチャンスが巡ってきます。ぜひそのチャンスに挑んでほしい」
【千原台高校 1年 宮下 侑典さん】
「1学期は成績が悪かったから勉強を頑張るのと、ハンドボールの大会もあるから
頑張りたいです」