10年ぶりとなる大きさだということです。秋の味覚「サンマ」が旬を迎えています。今年は例年と比べて時期が早くサイズが大きいことが特徴で、売れ行きも好調だということです。
佐賀市の佐賀魚市場では約150ケースのサンマが並べられ、早朝から飲食店や鮮魚店などがサンマを見たり価格を聞いたりして買い取っていました。
この量がまとめて水揚げされるのは去年は9月中旬ごろでしたが、今年は、例年より早く、お盆明けから始まっているということです。
【九州魚市佐賀魚市場鮮魚1課 高尾一也課長】
「今年のサイズは去年の1.5倍くらいのサイズを入荷している。価格も去年より高くはないと思うのでぜひ皆さんにお買い求めいただきたい」
このサイズのサンマがとれるのは約10年ぶりで需要が高まっていることからこの日並べられたサンマはほとんどが事前に予約され、競りは行われませんでした。
【岩部リポート】
「こちらのスーパーでは去年の約3倍のサンマが入荷され、新鮮なサンマを買い求める人の姿が見られます」
【客】
「きょうはちょっと大きい感じがする今年は豊富にとれていると聞いた」
【客】
「いつも細かったがきょうは丸々していて脂のっているなと思って買いました」
価格は1尾322円と大きなサイズにしては安く8月18日から販売を始めると去年とは比べられないほど売れているといいます。
【スーパーモリナガ鮮魚部バイヤー 七浦源さん】
「去年は細くて脂のないサンマでしたが今年は丸々と太ったサンマで脂乗りが最高です。お客さんにも好評をいただいています。」
入荷量も安定していて9月中旬くらいまでは味わえそうだということです。