「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送５０年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から１５年前の２０１０年８月３１日長年、市民に愛されてきた旧広島市民球場が最後の日を迎え、カープＯＢや市民が別れを惜しみました。
【安仁屋宗八さん】
「野球人生ずっとお世話になった球場ですから、ご苦労さんと言いたいですね」
【達川光男さん】
「ファンの人に喜んでもらって多少夢を与えたかな」
市民球場ありがとう。そんな思いを込めて、大学生や社会人からなるチームと広島カープの元選手との交流戦がスタート。
カープの往年の名選手らも炎天下の中プレーを楽しみました。
【試合を見に来た人】
Ｑ：きょうはどんな思いで？
「最後ですから夫婦でゆっくり見に来た」
「青春の時の思い出とともにということで」
試合後、終球式が行われ、全員で「ありがとうございました」と一礼。選手たちは球場の土を持ち帰るなど、戦後復興のシンボルとして愛されてきた球場との別れを惜しみました。
